小 松 可 奈 子 の ホ ー ム ペ ー ジ

 

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2024.1.18(木)write

2月にクンストアルツト(京都)で個展「おママごと」をします。

子育てやジェンダーなどのモヤモヤをミックスした展示になっています。

よろしければご高覧ください。

在廊する予定です。

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おママごと
play house

2024年2月20日(火)-25日(日)
12:00-18:00

紹介

 

KUNST ARZT

〒605-0033 京都市東山区夷町155-7 2F

アクセス

 

 

展覧会コンセプト

 

子どもを産んで、気がつけば3年目。
それでも自分に向けられた「お母さん」呼び、
「〇〇ちゃんのママ」という言葉を
すんなりと受け入れられないことがある。
「家族」だから、「親子」だから、
という考え方もいまだに苦手である。
「お母さん」という仮面は、
いつになったら私に染み込むのかしら。
(気づいていないだけでもう染み込んでいる?)
公的な書類を提出するとき、
妻である私の名前で申請しても
「世帯主」である夫の名前でなければ
受理されないことがあるのは何故?
女である私が子育てを担うのが
そもそも当たり前なのだろうか。
子が絵本の登場人物を「これは男の子?女の子?」と
聞いてくることにちょっとイライラする。
女の子がピンクで男の子が青で、
女の子がスカートで男の子がズボン、
みたいな常識って何?
女の子らしく、男の子らしく、ってなんなの?
(とはいえ子がいつの間にかピンクを好むようになっていたなぁ)
仕事をしていて、子どもの病気で休まなきゃいけない時の
あの行き場のない罪悪感って一体何なんだろうか。
子どもへの教育がわからない、自分も大した人間でもないのに。
トイレトレーニングが進まない。どうしようかな、
でも調べるのもだるいなぁ。
良い「母親」って何だろうな。
こんなことにいちいち気になる私は気にし過ぎなのだろうか?
私の頭の中はこんな感じ。
いつまでたっても「おままごと」してるみたい。
「ママ」の真似事をしてるみたい。